閑話休題(マイルに全く関係ない話)


朝日新聞で夏目漱石の「吾輩は猫である」が連載されていました。本年度の4月からですね。



どうでもいい話ですが、私は昔から購読するなら朝日新聞にしていました。第1位の読売新聞は巨人がだぃぃぃぃぃぃぃぃ嫌いだったので、巨人フィーバーする記事を見たくなかったのである。まあ、1人暮らしをし始めたときに最初に訪問を受けたのが朝日新聞だったから、と言う理由もあります。


朝日新聞はリベラル?左より?そんな事は良く分からないままに学生時代を過ごしましたが、ほとんど読まずにフェードアウト。その後、ネットニュースがメインになり十数年新聞から離れていましたが、一昨年職場が変ったのをきっかけに余裕が出てきたので、妻の希望もあり再度購読を始めました。


元を取るためと浅ましく読む努力をし始めると、ちょうど日本での衆議院選挙があったり、アメリカでの大統領選挙予備選・本戦があったりして面白い記事が多かったので、よく読んでいる内に、読む習慣がつくようになりました。


そんな中、本年度の4月(ちょうど1年前)から朝日新聞の文芸面で夏目漱石の「吾輩は猫である」を連載しますと、紙面でひっきりなしに宣伝していました。


実は私、「吾輩は猫である」にいい思い出無いのです。小学生高学年ぐらいだったと思いますが、本も漫画もよく読んでいた私は家の棚にあったその面白そうな題名に惹かれ、読み始めてみました。


何故だか分からないのですが、その夜に悪夢を見ました。



猫の悪夢だったか定かではないですが、まだ小学生、とっても怖かったと思います。でも、それを本と結びつけるわけもなく、そのまた「吾輩は猫である」の続きを読んだのですが、その夜もまた悪夢を見ました。


小学生ながらに、あぁ、この本を読んだら悪夢を見るんだ、と思ってしまい、それ以後読むことは無かったのです。


そんな遠い思い出となった「吾輩は猫である」ですが、新聞の紙面を(平日に)毎日載るということで、流石にいい大人になった私、悪夢を恐れることなく読み始めることにしました。


なんだか朝日新聞の力の入れ様は良く分かりませんが、専用のノートまで売り出していましたので、私は生まれて初めてかもしれない、紙面の切り取りまで行い始めました。



それがちょうど一年前。そして連載がとうとう昨日で終了しました。悪夢を見ることは1度もありませんでした(^O^)。最後、語り部の「猫」がビールに酔っ払って水瓶に落ちて死を迎えるなんて思ってもいませんでした。


文章は正直私には難解でした。昔ながらの言葉遣いが多くて、新聞ならではの注釈もあったのですが、読むに苦痛な時も多々ありました。それでも読み終えた昨日は、一つのことをやり遂げた清々しい気分でしたし、子供の頃の悪夢をついに克服した達成感もありました。


残念なのが、細心の注意をして続けた切り取り、文章だけで224話、月に1回は解説などが入って、それ以上の枚数になったのですが、唯一200回だけちょうどよく切り取り忘れたまま古紙回収に出してしまったのです。なんという心残り。


やり遂げてないじゃん!(・。・;


と言うどうでもいいお話でした。日記カテゴリーですね・・・。

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