(マイルやポイントとは全く関係のない個人的な兼備録です)
今日の朝日新聞、「声 どう思いますか」の欄で「キレる高齢者」に対する若者の投稿に対する高齢者の方々のご意見が載っていました。
ワタシ的に非常にタイムリーです。なぜなら、今人生でマックス両親との関係が冷え切っているからです。細かいことは説明できないですが、妻や孫(ワタシの子供)への対応、と言えばいいのでしょうか。
とにかく、接触しないのがみんな幸せ、と考え疎遠になっております。両親、そして義両親とのやり取りで悟ったことは「高齢者はもう自分の考えを変えたくない」と言う思いです。もちろんそうでない人もたくさんいらっしゃるでしょう。
こちらとしては、なぜ受け入れてくれないのだ、と言う想いがあり、ぶつかりあうのですね。
朝日新聞デジタルだと全文を見れない方もいらっしゃると思うので、その「頑固」と言うことに意見を載せてくれている方の投稿を紹介します。
「 ■自分失う恐怖との闘いなのです・・・ 年を取ることを誰も望みませんが、これだけは避けられません。私も若い頃は年を取った自分を考えもしませんでしたが、アッという間に74歳。高齢者になって分かったことの一つが、「頑固」になるということです。
加齢と共に体が思うように動かなくなり、言いようのないジレンマを体感します。若い人のように柔軟性があれば、様々な事態に対応できるでしょうが、いかんせん体が動きません。
しかし一方で、今まで築いてきた自分が存在します。その自分自身を失いたくありません。それは主体性を失うことです。主体性を失うことは生きる意欲を失うことを意味します。それは恐怖です。
思うように体が動かないことと、生きる意欲を失いたくないということの狭間(はざま)での闘いが、「キレる」という現象を生んでいるのではないでしょうか。」
主体性を失う、それは確かに自分を失うと同義ぐらい重い言葉です。我が兄貴には「親は変われない、諦めろ!」とさんざん諭されましたが、ようやく理解できた気がします。
かと言って、妻や子供にストレスを余分に与えたくないので、ワタシの今のスタンスは変わりません。もう人生の中で親に会える日数なんて恐らく1ヶ月もないかもしれません。そう思い以前はかなり頻繁に子供を連れて帰省していましたが(その頃になぜ航空会社を固定してマイルを貯めたり使ったりしなかったのかというどうでもいい後悔があったりします)、無理やりつくる見せかけの仲は必ず瓦解します。それが今の状態です。
孝行したい時に親はなし、そうなるのが今は一番怖いのですが自分は家族も、いや恐らく家族の方が大切なのです。
ワタシの家族の問題なのでワタシの問題なのですが、ワタシ自身を受け入れてくれてないわけではないので、なおさら難しい問題なのです。親の愛は確かにありますので。
こう言う記事はアクセス数を下げるそうですね。楽しくないし、見たくない人もいるんだろうと思います。自己満足的個人ブログなのでご容赦下さい。日記ならここじゃなくてもいいじゃん、となりますが、こういうキッカケがないと言葉にしないのですよね。ご容赦の程を・・・。
ランキングのバーナーは載せずに、pingも打たないでおきますので。
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